情報開示請求について
- stophoukai2023
- 2024年12月31日
- 読了時間: 2分
昨年12月の刑事告発後、栃木県(栃木県動物愛護指導センター)に対し、情報開示請求を行ってきました。
栃木しっぽの会への対応について記録された公文書は、写真・犬の頭数・個体情報など、肝要な部分が不開示の回答でしたが、審査請求→反論文と、諦めずに開示を求めた結果、今月に入りようやく、審査会が「開示すべき」と公平な裁決を下してくれました。
現在、栃木県動物愛護指導センターにおける団体譲渡の実態や問題点等について、得られた情報をまとめており、近日中に公開できるよう準備を進めています。
多数の愛護団体や個人ボランティアが、栃木しっぽの会に残された動物たちの保護や環境改善を試みましたが、約一年半が経った今も、状況は殆ど変わっていません。
私共は立ち入り前から動物をレスキューすること=解決とする考えはなく、団体を管理・指導し、適正な状態に保つ立場である行政の体質・体制の改善を訴えることが、最も必要だと考えています。
権限があるにも関わらず、こうした多頭飼育崩壊・虐待の現場においても、行政が主導して勧告・告発に踏み切る例は限りなく少数です。栃木しっぽの会についても、長年苦情や相談が寄せられていましたが、行政が動くことはありませんでした。また、栃木しっぽの会に限らず、今までに動愛法違反で告発された愛護団体の多くも、新たに動物を収集し、変わらず活動を続けている実態もあります。
全国で同じような事案が繰り返される中、不適切な飼育による虐待から保護動物たちを守るためには、根本から見直していかなければならないと考えています。
各自の仕事や活動もある中、時間の制限はありますが、引き続き各方面から働きかけていく所存です。
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