支援金の行方【2. 使途不明金と虚偽の宣伝】
- stophoukai2023
- 2024年3月2日
- 読了時間: 2分
更新日:5月31日
栃木しっぽの会は、クラウドファンディングだけでなく、SNSやホームページ、継続寄付プロジェクト(多頭飼育崩壊発覚後、2023年10月末で終了)などで日頃から寄付を募っていました。
しかし、実際に集まった寄付金額やその使途が公開されることは殆どありませんでした。
2022年9月から約1年間続いた継続寄付プロジェクトの収支報告については、中止を発表した際に「フード代(毎月約250,000円)の補填・ペットシーツ代(毎月80.000円)」に充てた。という一言のみで終わっています。
その他、活動全般の収支報告については2019~2021年分とされる下記の画像一枚しか確認できず、具体性に欠けるものでした。
▼栃木しっぽの会ホームページより

また、2022年末には、「栃木県の犬の殺処分は2年間ゼロとなっている」と騙り、それを継続したいと寄付を募っていましたが、栃木県動物愛護指導センターが発表している資料によれば、今までに犬の殺処分数がゼロとなった事実はありません。
▼栃木しっぽの会ホームページより(クラウドファンディングサイト・SNSにも同文章が掲載)

▼栃木県動物愛護指導センターホームページに掲載されている資料
「殺処分数」
虚偽を語り寄付を募ることは、支援者の「助けたい」という気持ちを悪用する行為です。
真摯に活動する他の保護活動者への信頼を揺るがすことにもなりかねません。
支援する側も、活動の実態や収支報告が十分に確認できない団体やボランティアに寄付を行うことで、意図せず多頭飼育崩壊・動物虐待へ加担してしまうこともあることを知っていただきたいと思います。
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